マウスピース型矯正装置について

マウスピース型

矯正治療

治療中と気づかれにくい

矯正治療

吉住歯科矯正クリニックでは、成人患者さまのおよそ3人に2人がマウスピース型矯正装置単独、またはマルチブラケット装置(ワイヤー矯正)とのコンビネーション治療を行なっています。

マウスピース型矯正装置で最も大切なのは「何でやるか」ではなく「誰がやるか」です。


同じF1マシンがあっても、誰が操縦するかで結果が違うように(一般人には動かすことすらできないですよね)、マウスピース型矯正装置も誰が設計するかで結果が左右されます。
他の矯正装置と同様、正確な診断と専門的な知見から考えていく必要があります。

当院でのマウスピース型矯正装置による治療は、矯正歯科治療を熟知している矯正歯科医が必ず設計・治療を行いますので、ご安心下さい。

マウスピース型矯正装置と通常の矯正治療では何が違うのか、あなたにとってより適切な治療方法なのか、まずは一度ご相談ください。

マウスピース型矯正とは

透明なマウスピースで
少しずつ歯を動かします

歯の形をした透明のマウスピースを1週間~10日ごとに交換しながら歯を動かす方法です。
マウスピースは取り外しが可能で透明です。

お食事・清掃以外は基本的には使用していただきます。

1週間~10日ごとに交換をするマウスピースは、毎回少し歯ならびを動かした状態(~0.3mm)で作成されてきます。

期間が来ると歯列の移動が完了し、次のマウスピースに進みます。
これを繰り返すことで、少しずつ歯を動かしていきます。

当院で使用している

マウスピース型矯正装置

インビザラインをはじめ
リーズナブルな装置もご用意

当院では世界で圧倒的なシェアを誇るインビザラインを中心に、併設技工所にて作成しているインハウスアライナーも利用していて、よりリーズナブルに安心してマウスピース型矯正装置で治療をしてもらえるように努力しています。

インハウスアライナーで使用しているマウスピースは、世界でもトップレベルの利用率を誇るTAGLUS社製。

技工所には最新の3Dプリンターやマウスピース型矯正装置製作機械が揃っています。

マウスピース型矯正装置の
メリット

目立たない

透明のフィルムでできているので、つけていても周りの人から気づかれにくい装置です。

取り外し可能

取り外しができるので、いつものようにお食事をしたり、歯みがきをすることができます。
むし歯や歯周病のリスクが従来のマルチブラケット装置(ワイヤー矯正)と比べて少なく、金属アレルギーがあっても安心です。

通院回数が少なく、トラブルも起こりにくい

従来のマルチブラケット装置(ワイヤー矯正)の場合、1ヶ月に1度の通院が必要ですが、マウスピース型矯正装置では数ヶ月に1回でOK。
また、従来の装置だとお口の中の粘膜が傷つくこともありましたが、そういったトラブルも少なくなります。
頻繁に歯医者さんに通う面倒が減ります。

マウスピース型矯正装置の
注意点

適応できない症例があります

矯正治療においては「診断」が何より重要です。
精密検査をして診断をした結果、マウスピース型矯正装置が適応できない患者さんもいます。

必ず1日20時間の使用が必要です

決められた時間を守って使用出来ない場合には、治療期間が大幅に伸びたり、治療方針を変えざるを得ない場合があります。

治療に際して、歯のストリッピングが必要なことがあります

マウスピース型矯正装置で歯を効率的に動かすために、歯と歯の間にヤスリを入れてスペースを獲得する必要があります。
0.2~0.5mm程度ですから、歯の健康を害する心配はありません。

マウスピース型矯正装置は

薬機法適応外になります

アライナーの材料やクリンチェックという診断ソフトウェアは薬事承認を得ていますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)完成物は、国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

  • マウスピース型矯正装置完成物(インビザライン)は、米アラインテクノ口ジー社の製品の商標で、インビザラインジャパン社から入手しています。
    材料については日本の薬事認証を得ております。
    1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証済み。製造場所はISO13485:2003(医療機器の品質保証のための国際標準規格)認証を取得。
  • 国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)完成物は、世界100カ国以上の国々で提供され、これまでに1000万人を超える患者さまが治療を受けられています(2021年6月時点)
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)完成物は、国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

マウスピース型矯正治療は、

気軽に出来る反面、
的確な診断のもとで
使用の判断をせねばなりません。

治療をお考えの場合は、
矯正治療を専門とするクリニックでの
受診をおすすめします。

Dental Monitoring 
デンタルモニタリング

当院では、マウスピース型矯正治療をより効率的に行っていくために、「Dental Monitoring(デンタルモニタリング)」というスマートフォンアプリを活用しています。(アプリ使用に別途費用はかかりません。)

「デンタルモニタリング」は、マウスピースによって適切に歯が動いているかどうか、装置が壊れていないかどうか、マウスピースを次のものへ交換していいかどうか、アプリが判断してくれます。

AIと外部の専門の歯科医の判断によって経過観察をサポートしてくれます。

※治療の結果をあらわすものではありません。

デンタルモニタリング image

Dental Monitoringの特徴

アプリで治療の進捗管理を

アプリを立ち上げて、お口の中のセルフィーを撮るだけで、治療が円滑に進んでいるかどうか、簡単にアプリが判定してくれます。

治療にムダがなくなります

アプリによって経過観察をすることで、ムダな来院やタイムロスがなくなり、治療自体にもムダがなくなります。

クリニックへの通院回数がへります

ドクターが直接お口の中を見ることが少なくなる分、実際の来院回数も減少します。来院が必要かどうかもアプリが通知してくれます。

矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。

マウスピース型矯正装置による矯正治療について

【治療内容】透明なマウスピースを7〜10日ごとに交換しながら歯を動かしていきます。
【一般的な治療費(自費)】715,000円(税込)、別途 検査診断料 38,500円(税込)
【治療期間・治療回数】治療期間:約18〜30ヶ月 通院回数:4〜20回
【主なリスク・副作用】
・ぴったりフィットしたマウスピースを長時間装着しているため、マウスピースを清潔にし、装着前後にしっかり歯みがきをしないと、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
・マウスピース装着中に、ストレスや圧迫感、疼痛などを感じる場合があります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。
・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。
《未承認医療機器を用いた治療について》
・マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。尚、インビザラインの材料は、日本の薬事認証を得ています。
・米国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、インビザライン・ジャパン社から入手しています。
・日本国内においては、同様の医療機器が薬事認証を得ています。
・1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証済み。製造場所はISO 13485:2003(医療機器の品質保証のための国際標準規格)認証を取得。

マルチブラケット装置による矯正治療について

【治療内容】歯の表面のブラケットに通したワイヤーを少しずつ調節して歯を動かしていきます。
【一般的な治療費(自費)】880,000円(税込)、別途 検査診断料 38,500円(税込)
【治療期間・治療回数】治療期間:約24〜30ヶ月 通院回数:24〜30回
【主なリスク・副作用】
・装置が付いているため歯が磨きにくくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まります。
・初めて装置をつけた時やワイヤー調節後は、疼痛や不快感を感じることがあります。
・歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。
・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。

子どもの矯正について

【治療内容】取り外し可能な装置を中心に、個々に適した装置を使用して、あごの骨の成長をコントロールしたり、永久歯が正常に生えるよう誘導していきます。
【一般的な治療費(自費)】495,000円(税込)、別途 検査診断料 38,500円(税込)
【治療期間・治療回数】治療期間:約24〜48ヶ月 通院回数:24〜48回
【主なリスク・副作用】
・お子様や保護者の方の協力が得られないと、計画通りに治療が進まない場合があります。
・装置を清潔にして、装着前後にしっかり歯みがきをしないと、むし歯のリスクが高まります。
・装着中に、ストレスや圧迫感、疼痛などを感じる場合があります。
・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。