大切なお子さまの歯ならびもおまかせください大切なお子さまの歯ならびもおまかせください


子どもの矯正


治療の流れ

お子様の負担にならないように、
成長に合わせて

子どもの矯正治療でも、「診断」までの流れは大人と同じです。
ただし治療に用いる装置は、最初から子どもにとってあまり負担にならないように、取り外し可能なものや、夜寝るときだけ装着するものを中心に、一人ひとりに合った装置を選択します。
具体的には、あごの骨の成長をコントロールしたり、大人の歯が正常に生えてくるように誘導する治療になります。来院間隔は子どもの場合、基本的には約1~3ヶ月に一度で、定期観察をすることもあります。

定期観察

子どもの矯正治療期間は時として長期に渡ります。大切なことは治療にメリハリをつけて、必要な処置を必要なタイミングで行うこと。
3~6ヶ月ごとに定期観察をする期間を設けることもあります。

治療の流れ イメージ

治療の開始時期

必要な治療を、必要な部位に、
必要なタイミングで

子どもの矯正治療では、成長発育を利用して、あごの骨の成長をコントロールしたり、大人の歯が正常に生えてくるように誘導してあげます。
来院間隔は1~3ヶ月に1回程度です。治療を開始する時期によっては治療期間が長期にわたるため、3~6ヶ月ごとの定期観察を行うこともあります。
あごの骨が成長する時期などは決まっています。必要な治療を必要な部位に必要なタイミングで行うことが早期治療では大切です。
お子さまにとって負担のない、メリハリのある治療を当クリニックでは心がけています。

治療に用いる装置

取り外し可能な装置を中心に

子どもの矯正治療では、主に取り外し可能な装置を用います。
使用時間は夜間就寝時のみのものから、症例に応じて様々な種類があります。

拡大装置

拡大装置

拡大装置には取り外し可能なものと、取り外しのできないものとがありますが、子どもの矯正治療では取り外しのできるものを用いることが多いです。
これは主にあごの骨の側方への成長を促進し、歯の大きさとあごの骨の大きさの不調和を改善することで、全ての歯があごの骨に収まり、並びきるよう作用します。

歯列矯正用咬合誘導装置(バイオネーター)

バイオネーター

早期の出っ歯さんの治療に用いる、こちらも取り外し可能な装置です。
外でつけている必要はなく、ご自宅で10時間程度(就寝時含む)装着していただきます。
歯列矯正用咬合誘導装置(バイオネーター)だけで治療が完了することも稀にあります。

歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)

早期(3歳〜10歳位)の受け口の治療に用い、夜間就寝時にのみ用いるマウスピース型矯正装置です。治療期間は2年以内(6ヶ月〜18ヶ月)で済む場合も多く、歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)だけで歯並びが治ってしまうお子さんも一部いらっしゃいます。
受け口の場合は早期治療をはじめたほうがよいケースも多いので、お早めにご相談にいらしてください。 
歯列矯正用咬合誘導装置(プレオルソ)の医療機器製造販売認証番号:225ADBZX00053000

子どもの矯正のメリット

1将来の抜歯の可能性を軽減することができる

早期治療の大きなメリットのひとつとしては、将来的な抜歯の可能性を軽減することができる点です。
大人の矯正治療では、おさまりきらない歯並びを治すために、やむなく抜歯を行って治療をすることがあります。
しかし、子どもの矯正治療では、成長発育を利用することができるため、大人からはじめた場合なら抜歯となるようなケースも、子どもの頃からはじめることで非抜歯にすることができる可能性が上がります。

2正しい嚥下(えんげ)や発音など、正常な口腔機能の獲得

早期治療では歯並びをよくするだけではなく、それに伴った正しい口腔機能を得ることも目標にします。
正しい嚥下(えんげ)や発音など正常な口腔機能の獲得、指しゃぶりや舌突出癖など悪習癖の除去は、大人になってからだとなかなか治りませんし、治療後の歯並びの後戻りの原因にもなります。
正しい機能がともなってこそ、正しい歯並びといえるのです。

3むし歯の予防、正しい歯みがきの仕方など、口腔衛生管理の習得

定期的に来院していただく矯正治療の特性をいかして、当クリニックではお子さんのプラークコントロールを徹底します。
自分で自分の口腔内の管理ができるようになる、これも当クリニックの考える治療目標の一つです。
それに加えて、正しいキレイな歯並びになるということは、歯みがきもしやすくなりますし、自浄性も向上し、むし歯の予防にもつながります。

むし歯の予防、正しい歯みがきの仕方など、口腔衛生管理の習得

4大人の矯正治療がシンプルになり、場合によっては必要なくなる

子どものうちから矯正治療をすることで、大人の歯並びをより正常な噛み合わせに近づけることにつながります。
大人の矯正治療に移行する場合は、よりシンプルな治療になり治療期間を短くなる可能性が高まります。
また、場合によっては子どもの矯正治療だけで済むこともあります。

治療の流れ

矯正メニュー

■子どもの矯正について

【治療内容】取り外し可能な装置を中心に、個々に適した装置を使用して、あごの骨の成長をコントロールしたり、永久歯が正常に生えるよう誘導していきます。
【一般的な治療費(自費)】495,000円(税込)、別途 検査診断料 38,500円(税込)
【治療期間・治療回数】半年~2年前後・1~3ヶ月ごとに一度の来院
【主なリスク・副作用】
・お子様や保護者の方の協力が得られないと、計画通りに治療が進まない場合があります。
・装置を清潔にして、装着前後にしっかり歯みがきをしないと、むし歯のリスクが高まります。
・装着中に、ストレスや圧迫感、疼痛などを感じる場合があります。
・リテーナー(保定装置)を適切に使用しないと後戻りすることがあります。